僕はこの仕事に就いてから、まもなく9年目を迎えようとしていますが、今まで打ち上げというものに参加した事がほとんどありません。
勿論、全く無い訳ではないのですが、例えばロケの最終日の現場でパーッとやるとか、地方ロケの宿泊ホテルでパーッとやるといった類のものには、顔を覗かせた事もあるにはあるのです。
しかし大抵の場合、打ち上げというものは、現場が終わってから数日空けて開かれる事が多いのです。 バラす物をバラし、返すものを返すといった残務処理が、各パートにはまだ残っていて、そういったものに1度ケリを付けて、落ち着いたところでまた仕切り直す。 こうした方が、みんなも新たな気持ちでまた再集合が出来るだろうという、主催者側の配慮も、この辺には含まれているのですね。
ところが我々車両部や各パートのアシスタント君達には、UP後、直ぐに違う仕事が舞い込んできます。 車や身体さえ空いてしまえば、会社にとっては、もうその時点で次の戦力という訳なのです。
他のメインスタッフの場合、その時々にもよりますが、UP後も返却その他、編集や精算、ポストプロダクション等、その現場に関わり続ける事が多いんですね。 つまり数日空いても、打ち上げは、そのスケジュールの一部にちゃんと含まれるようになっているのです。
ですから、このシステム自体、末端のスタッフには中々縁のないもので、したがって自動的に参加する回数も減ってしまうという事になってしまうのですね。
そもそも“打ち上げ”とは何ぞや? 前にも使ったようなフレーズですが、ようは“お疲れ様”を含めた慰安な訳ですけど、僕が想像するに、酒を飲んで、昔話に花を咲かせ、さらには昔取った杵柄を自慢し合い、勝手に無礼講。 出演者と一緒にスナップ写真撮ったりメアド交換したり、はたまたビンゴゲームで賞品の現金を獲るか獲られるか… それも、絵に描いたようなバカ騒ぎをして、最後には酔い潰れて説教三昧、しかも過ぎた事をチクチクと。 まぁしかし、これはどこの世界でも見られる典型的なものなんでしょうけどねぇ。(笑)
という訳で、先日UPした現場のスタッフから、「明日打ち上げをします」という連絡がありました。
運の悪い事に僕は9連休の真っ最中。 断る理由が見つかりません。(ーー;) もし想像するような打ち上げなら、見たい気持ちと引く気持ちが半分半分という微妙なところです。 ましてや今回、スケジュールが延びたせいで、ほとんどのスタッフが次の作品に取り組んでいるような状態。 逆に寂しい打ち上げになったらと思うと、切ない気持ちが溢れてしょうがない。 もし誰も行かなかったらどうしよう。 食べ物が余ったらお店の人達が可哀相だなぁ。 しかも店員に、結束力のない作品というレッテル貼られたりして。
あれ? 打ち上げって、こんな気持ちで行くものなの?
誰か一緒に行かない?
想像する打ち上げに。
ちなみに僕は、ほとんどのスタッフの名前を、もう覚えていないんだけど…
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2005年08月30日
2005年08月28日
大人になる為の試験です。
本日の午後、他の部署では多分、仕事上ありえないであろう、国家試験を受けに行って参りました!
それは運行管理者という資格で、自動車運送事業の用に供する事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務について、事業者に代わってこれを行う事が出来る者の資格なんです。
今月22日に、約4ヶ月にも及ぶ連ドラのロケがUPした後、これまたありえない連続9日間という大型連休を会社から貰ったにも関わらず、そのほとんどを、この試験の為に費やさざるを得ないという会社サイドの陰謀に嵌り、この3日間は家から一歩も出ず、テレビも一切見ずという、ほぼ軟禁状態で過ごしていました。 (;一_一)
当初、7月末日をもってUPを予定していたこのロケ現場が、有ろう事か1ヶ月余りも延びてしまった為、余裕を持って受験勉強に勤しむ筈が、大幅にその予定をも崩す結果となってしまったのです。
まぁ、会社的には、そういう事情も踏まえ、「受けなくてもいいよ」と一度は打診してくれたのですが、どうも自分的には納得する事が出来ず、休みを貰ってからの数日間は、そういった事がグルグルと頭の中で回っては、葛藤を繰り返していたのです。
“冷やかしにだけ行く”
“全く勉強せずに受ける”
“ある程度勉強してみて受ける”
“受かるつもりで勉強してみる”
“試験会場にもいかない”
と、言っても、残す日にちはこの時点で後3日。 この3日間で、道路運送法、道路運送車両法、道路交通法、労働基準法等を、一通り丸暗記しなければならず、心中、「会社で受けさせられるのは自分1人だけ」だとか「合格してもなんの手当ても昇給もない」だとか「先月も休みが無かったのは社内で自分だけなのに」とか、とかく我を美化しつつ、試験を受けなくてもいい方向へ持って行こうとする自分との闘いに勝利する事が、まずは先決となったのでした。
そして今日の本試験。
結果はどうであれ、まずは試験を受けに行った自分を褒めてあげたいと思う。 “受けなくてもいい”と会社に言われた事が、かえって発奮材料になったとは、ここでは敢えて言わないけど、大袈裟な話、同僚や他の会社のドライバー、そして別の部署のスタッフ達とは、「努力の度合いが一味も二味も違うんだぞ!」という事を、自分自身で納得が出来れば、きっとそれで良かったんだと思うのです。
つまり自分では、会社の為に受けたのではなく、全ては自分の為に、自分自身を向上する為に受けたのだという事を、人知れず理解したかったんだと思う訳なのです。
今日日、ロケ隊の中で、資格を有するもの、又は免許を有する部署は車両部しかいません。 また、居眠りやちょっとしたミスが、数十名の生死に関わる部署も車両部しかありません。
しかしロケ隊は、その程度が適当なのかもしれません。
だってもし、カメラマンや制作、演出、美術、録音等等に、資格や昇進に関わる国家資格である筆記試験なんかあったりしたら、きっとその人口が大幅に減る事になるかもしれませんからね。(笑)
最後に他の部署へ一言。
「ロケバスドライバーを、あまり安く見ないで下さい。 …少なくとも資格がある分、それ以外でも食っていけるのですからネ」(^_-)-☆
それは運行管理者という資格で、自動車運送事業の用に供する事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務について、事業者に代わってこれを行う事が出来る者の資格なんです。
今月22日に、約4ヶ月にも及ぶ連ドラのロケがUPした後、これまたありえない連続9日間という大型連休を会社から貰ったにも関わらず、そのほとんどを、この試験の為に費やさざるを得ないという会社サイドの陰謀に嵌り、この3日間は家から一歩も出ず、テレビも一切見ずという、ほぼ軟禁状態で過ごしていました。 (;一_一)
当初、7月末日をもってUPを予定していたこのロケ現場が、有ろう事か1ヶ月余りも延びてしまった為、余裕を持って受験勉強に勤しむ筈が、大幅にその予定をも崩す結果となってしまったのです。
まぁ、会社的には、そういう事情も踏まえ、「受けなくてもいいよ」と一度は打診してくれたのですが、どうも自分的には納得する事が出来ず、休みを貰ってからの数日間は、そういった事がグルグルと頭の中で回っては、葛藤を繰り返していたのです。
“冷やかしにだけ行く”
“全く勉強せずに受ける”
“ある程度勉強してみて受ける”
“受かるつもりで勉強してみる”
“試験会場にもいかない”
と、言っても、残す日にちはこの時点で後3日。 この3日間で、道路運送法、道路運送車両法、道路交通法、労働基準法等を、一通り丸暗記しなければならず、心中、「会社で受けさせられるのは自分1人だけ」だとか「合格してもなんの手当ても昇給もない」だとか「先月も休みが無かったのは社内で自分だけなのに」とか、とかく我を美化しつつ、試験を受けなくてもいい方向へ持って行こうとする自分との闘いに勝利する事が、まずは先決となったのでした。
そして今日の本試験。
結果はどうであれ、まずは試験を受けに行った自分を褒めてあげたいと思う。 “受けなくてもいい”と会社に言われた事が、かえって発奮材料になったとは、ここでは敢えて言わないけど、大袈裟な話、同僚や他の会社のドライバー、そして別の部署のスタッフ達とは、「努力の度合いが一味も二味も違うんだぞ!」という事を、自分自身で納得が出来れば、きっとそれで良かったんだと思うのです。
つまり自分では、会社の為に受けたのではなく、全ては自分の為に、自分自身を向上する為に受けたのだという事を、人知れず理解したかったんだと思う訳なのです。
今日日、ロケ隊の中で、資格を有するもの、又は免許を有する部署は車両部しかいません。 また、居眠りやちょっとしたミスが、数十名の生死に関わる部署も車両部しかありません。
しかしロケ隊は、その程度が適当なのかもしれません。
だってもし、カメラマンや制作、演出、美術、録音等等に、資格や昇進に関わる国家資格である筆記試験なんかあったりしたら、きっとその人口が大幅に減る事になるかもしれませんからね。(笑)
最後に他の部署へ一言。
「ロケバスドライバーを、あまり安く見ないで下さい。 …少なくとも資格がある分、それ以外でも食っていけるのですからネ」(^_-)-☆
2005年08月25日
○○と首都高は使いよう
東京という街の道は、昔から皇居を中心に出来ていました。 皇居の周りを回る様に環状線が幾重にも重なり、さらに放射するように東西南北へと、メインストリートが延びています。
その後、時代は車社会へと移り変わり、街は車で溢れ出しました。 そして東京オリンピックを控えた昭和37年、首都高なる画期的な有料道路も建設されていったのです。
ところが、あまりにも車が増えすぎた為、現在では、東京のいかなる道路においても、車が慢性的に溢れかえってしまっています。 そしてこの交通渋滞を解消しようとして造られたあの首都高でさえ、日中は中々思うように進まなくなってしまったのです。
さてロケ隊といえば、撮影の為に、都内を1日数箇所も渡り歩く訳ですが、この移動というのが、見た目より中々困難であり、言ってみれば我々ドライバーの腕の見せ所でもあるのですね。
そもそもロケというもの、毎日が全くもって違うロケ地の組み合わせで構成されています。 決められたルートを走る路線バスとは違い、日々新しい道の組み合わせを考えねばならないのです。 つまり自由な道の選択が毎日出来るからこそ、遅れたり間違えたりしてはならないプレッシャーが、常に付き纏ってくるようになるのです。
そこで僕の場合、その移動を考える際、まずロケ地とロケ地の間を結ぶ首都高があるか? というところから始めます。 それは首都高を利用した方が、ストップ&ゴーを繰り返す一般道より、遥かに効率がいいからです。 勿論一番近い入口と出口を利用できればそれはそれで完璧なのですが、時間や場所によっては、断続的に全く動かない箇所も存在するので、それらを素早く見極め、僅か1区間であろうとも、流れてるラインだけを上手く利用する、というのを移動の基本としているのです。
首都高は、まず中心に都心環状線の“C1”というものがあり、時計回りに“外回り”、反時計回りに“内回り”と呼ばれ、そしてそこから放射状に、1号羽田線、上野線、2号目黒線等、各高速自動車道への橋渡しとなる支線が多数存在する訳です。 更に大外には中央環状線“C2”が控えており、それぞれ湾岸線や東京外環自動車道へと繋がり、まるで体の中を駆け巡る血管の様な状態になっているのですね。
しかしこの首都高というものはかなりの曲者です。 日時や曜日によって全く異なる姿を見せ、掛かる時間がことごとく変わってしまうのです。
原則としては、平日の午前中、各支線の上り入口からの進入は避けるべきでしょう。 それは通勤ラッシュの余韻が多く残されているからです。 次に大きなジャンクションを経由するルート。 例えば浜崎橋ジャンクションや箱崎ジャンクション、それに竹橋ジャンクション。 これらのジャンクションは、環状線に合流してくる支線の車とその先の入口から進入してくる車等によって、常に慢性的な渋滞を作りだしています。 ですから、これらのジャンクションを越した先の乗り口を利用する事が、スムーズな移動に適していると思われるのです。
これら様々な要因を考慮したとして、経験上比較的利用しやすい首都高入口は、環状線では内外共通の“霞ヶ関” 外回りの“京橋” 内回りの“代官町”と“飯倉”等でしょうか。 各支線の下りでは、基本的にどこでも利用可能ですが、5号池袋線のように入口が多数存在する上、都心を抜けるまでに、曲がりくねったカーブが連続するようなラインでは、例え下りであろうとも、渋滞を免れないものも出てきます。 しかしこればかりは、その日の情報を頼る他ないというのが、正直なところです。 後は、空いてたら乗る、混んできたら降りる。 この繰り返しを多用するしかないというのが現状だということです。
つまるところ、ロケ隊の移動では、この首都高の使い方が、全ての明暗を分けます。 突発的な事故や入口閉鎖による渋滞回避能力、自然渋滞と見物渋滞等の、質違いな流れの見極め。 流れる渋滞5キロと流れない渋滞2キロの判断基準。
これら全ては、様々な経験無くして語る事は出来ません。 しかしまた100%完璧に上手く行くとも限らないのが事実なのです。
しかしながら、使いようによってはその移動をより快適にしてくれる事には間違いはないでしょう。
平成18年、首都高は新たに中央環状新宿線を完成させようとしています。 これによって、少しは移動が快適になるのでしょうか? 我々は、それを願って止みません。
その後、時代は車社会へと移り変わり、街は車で溢れ出しました。 そして東京オリンピックを控えた昭和37年、首都高なる画期的な有料道路も建設されていったのです。
ところが、あまりにも車が増えすぎた為、現在では、東京のいかなる道路においても、車が慢性的に溢れかえってしまっています。 そしてこの交通渋滞を解消しようとして造られたあの首都高でさえ、日中は中々思うように進まなくなってしまったのです。
さてロケ隊といえば、撮影の為に、都内を1日数箇所も渡り歩く訳ですが、この移動というのが、見た目より中々困難であり、言ってみれば我々ドライバーの腕の見せ所でもあるのですね。
そもそもロケというもの、毎日が全くもって違うロケ地の組み合わせで構成されています。 決められたルートを走る路線バスとは違い、日々新しい道の組み合わせを考えねばならないのです。 つまり自由な道の選択が毎日出来るからこそ、遅れたり間違えたりしてはならないプレッシャーが、常に付き纏ってくるようになるのです。
そこで僕の場合、その移動を考える際、まずロケ地とロケ地の間を結ぶ首都高があるか? というところから始めます。 それは首都高を利用した方が、ストップ&ゴーを繰り返す一般道より、遥かに効率がいいからです。 勿論一番近い入口と出口を利用できればそれはそれで完璧なのですが、時間や場所によっては、断続的に全く動かない箇所も存在するので、それらを素早く見極め、僅か1区間であろうとも、流れてるラインだけを上手く利用する、というのを移動の基本としているのです。
首都高は、まず中心に都心環状線の“C1”というものがあり、時計回りに“外回り”、反時計回りに“内回り”と呼ばれ、そしてそこから放射状に、1号羽田線、上野線、2号目黒線等、各高速自動車道への橋渡しとなる支線が多数存在する訳です。 更に大外には中央環状線“C2”が控えており、それぞれ湾岸線や東京外環自動車道へと繋がり、まるで体の中を駆け巡る血管の様な状態になっているのですね。
しかしこの首都高というものはかなりの曲者です。 日時や曜日によって全く異なる姿を見せ、掛かる時間がことごとく変わってしまうのです。
原則としては、平日の午前中、各支線の上り入口からの進入は避けるべきでしょう。 それは通勤ラッシュの余韻が多く残されているからです。 次に大きなジャンクションを経由するルート。 例えば浜崎橋ジャンクションや箱崎ジャンクション、それに竹橋ジャンクション。 これらのジャンクションは、環状線に合流してくる支線の車とその先の入口から進入してくる車等によって、常に慢性的な渋滞を作りだしています。 ですから、これらのジャンクションを越した先の乗り口を利用する事が、スムーズな移動に適していると思われるのです。
これら様々な要因を考慮したとして、経験上比較的利用しやすい首都高入口は、環状線では内外共通の“霞ヶ関” 外回りの“京橋” 内回りの“代官町”と“飯倉”等でしょうか。 各支線の下りでは、基本的にどこでも利用可能ですが、5号池袋線のように入口が多数存在する上、都心を抜けるまでに、曲がりくねったカーブが連続するようなラインでは、例え下りであろうとも、渋滞を免れないものも出てきます。 しかしこればかりは、その日の情報を頼る他ないというのが、正直なところです。 後は、空いてたら乗る、混んできたら降りる。 この繰り返しを多用するしかないというのが現状だということです。
つまるところ、ロケ隊の移動では、この首都高の使い方が、全ての明暗を分けます。 突発的な事故や入口閉鎖による渋滞回避能力、自然渋滞と見物渋滞等の、質違いな流れの見極め。 流れる渋滞5キロと流れない渋滞2キロの判断基準。
これら全ては、様々な経験無くして語る事は出来ません。 しかしまた100%完璧に上手く行くとも限らないのが事実なのです。
しかしながら、使いようによってはその移動をより快適にしてくれる事には間違いはないでしょう。
平成18年、首都高は新たに中央環状新宿線を完成させようとしています。 これによって、少しは移動が快適になるのでしょうか? 我々は、それを願って止みません。
2005年08月22日
傷だらけのオールアップ!!
ついに、4月より続いていた連ドラのロケがオールアップ致しました!!
思えば、まだ寒さが身に沁みる3月より淡々と準備し、朝早くから夜遅くまで20時間労働の毎日。 個人的には、集合場所で寝泊りすること4回と、ロケ弁による食あたりが1回と、月並みの被害。
全体を通してみても、ロケ日程が当初の3ヶ月より1ヶ月多い都合4ヶ月に増えた上、予算も軽く1億円オーバー?という噂。 現場では、警察の世話になった交通事故が約3回と、骨折3名、脱臼1名に裂傷も数知れず。 さらには熱射病による脱落者2名(内1名は一時行方不明に)を数え、救急車を3回も呼ぶという有様。
それでもロケ自体は、なんとか無事終了。 まぁ終わってしまえば、その4ヶ月という期間は以外に短く感じるもので、来る日も来る日もロケに明け暮れていた日常は既に懐かしくさえ思え、辛かった事も、苦労した事も、今は、全て良い思い出になろうとしています。
しかし正直言うと、どこでロケをしたかという事も、既に思い出せなかったりしますけど。(苦笑)
そんな傷だらけのスタッフに朗報を1つ。 なんと初回視聴率が… 一桁になりました(^_^;)
スタッフの皆さん、これからも死人を出さない程度に頑張りましょう!!
思えば、まだ寒さが身に沁みる3月より淡々と準備し、朝早くから夜遅くまで20時間労働の毎日。 個人的には、集合場所で寝泊りすること4回と、ロケ弁による食あたりが1回と、月並みの被害。
全体を通してみても、ロケ日程が当初の3ヶ月より1ヶ月多い都合4ヶ月に増えた上、予算も軽く1億円オーバー?という噂。 現場では、警察の世話になった交通事故が約3回と、骨折3名、脱臼1名に裂傷も数知れず。 さらには熱射病による脱落者2名(内1名は一時行方不明に)を数え、救急車を3回も呼ぶという有様。
それでもロケ自体は、なんとか無事終了。 まぁ終わってしまえば、その4ヶ月という期間は以外に短く感じるもので、来る日も来る日もロケに明け暮れていた日常は既に懐かしくさえ思え、辛かった事も、苦労した事も、今は、全て良い思い出になろうとしています。
しかし正直言うと、どこでロケをしたかという事も、既に思い出せなかったりしますけど。(苦笑)
そんな傷だらけのスタッフに朗報を1つ。 なんと初回視聴率が… 一桁になりました(^_^;)
スタッフの皆さん、これからも死人を出さない程度に頑張りましょう!!
2005年08月20日
ロケ弁屋の抵抗
制作部「二度とおたくの弁当は頼まないよ」
ロケ弁屋「はい… もう、それで結構ですから」
これは、あるロケ中に、制作部とロケ弁屋がしていた会話です。 さて、この両者の間に、一体どんな問題が起きているのでしょうか?
ロケ隊は、よくゴミを排出します。 ゴミといっても色々ありますが、例えば、ロケ弁の食べカスや入れ物。 紙コップやペットボトル、ジュース等の空き缶。 煙草の吸殻や、各種の消耗品。 それこそ数え上げればきりはありませんが、とにかくやたらと無駄に、そして大量に排出されているのです。

では、そのゴミたちを処理しているのは一体誰か?
それは、大抵が制作部です。 制作部は、毎現場ごとに燃えるゴミ用の袋と、燃えないゴミ用の袋を、お茶セット等と一緒に配置し、なるべく現場が散らからないように細心の注意を払っています。 さらに現場中も、落ちているゴミ等を拾ったり、各スタッフが無駄に出すゴミ等を回収したりで休む暇もありません。
そして最終的に出された大量のゴミは、ロケの終了後、毎日制作進行等が自ら分別して、各スタジオや、各家庭の分別ゴミとして、捨てに行くようになるのですね。 それはもう毎日睡眠時間を削る勢いなのです。
さらに、1日に現場が数箇所あると、そこで出たゴミを、毎度制作車等に積み込んで、移動しなければならなくなります。 ですから、ゴミが沢山出ると、制作備品等を載せるスペースが無くなるどころか、真夏の炎天下では異臭も発生しやすくなり、制作部は、それこそ大変な思いをしなければならなくなるのですね。
そこで、その作業を幾らか軽減する為に、ロケ弁屋にゴミを持って行ってもらうというシステムが開発されました。 と、言ってもそれは、ある一定のルールがあってのもの。 例えば、朝の弁当ゴミは、昼の弁当屋が持ち帰る。 昼の弁当ゴミは、夜の弁当屋が持ち帰る等といった事で、当然、生ゴミや入れ物は分別済みというのが、当たり前のエチケットとなる訳なのです。
しかしロケ隊というものは、何が燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのか、そういった事は、大方人生の想定外です。 つまり、燃えるゴミの袋に空き缶入れようが、燃えないゴミの袋に紙くず入れようが、処理をするのは自分ではないので、そんな事には全く興味が無いという事なんですね。
ですから、飲み掛けのジュース缶を、液体の入ったままゴミ袋に入れたり、火の付いた煙草を、そのままゴミ袋に入れたりと、常識ではありえない事をロケ隊は平気で出来るのです。
それは恐らく、何事も“ロケ優先”という、発想が根付いた結果の現れでもあり、“自分たちは偉いんだ”という思い上がりにも似た内面を表しているものだと思うのです。
その結果、ロケ弁屋はゴミを持ち帰る事を拒否し、驕りあるロケ隊は、高慢な態度を示す。 莫大な収入を削ってまでのロケ弁屋の決断は、そういったモラルに反したロケ隊への、命がけの抵抗であったという事に、我々は早く気付くべきなのです。
ロケ隊に、少しでも他人を思いやる気持ちと、自分がその状況に立たされた場合を想定出来る能力があれば、少しは世間の冷ややかな視線も、緩和される事になるのでしょう。
ロケ弁屋「はい… もう、それで結構ですから」
これは、あるロケ中に、制作部とロケ弁屋がしていた会話です。 さて、この両者の間に、一体どんな問題が起きているのでしょうか?
ロケ隊は、よくゴミを排出します。 ゴミといっても色々ありますが、例えば、ロケ弁の食べカスや入れ物。 紙コップやペットボトル、ジュース等の空き缶。 煙草の吸殻や、各種の消耗品。 それこそ数え上げればきりはありませんが、とにかくやたらと無駄に、そして大量に排出されているのです。
では、そのゴミたちを処理しているのは一体誰か?
それは、大抵が制作部です。 制作部は、毎現場ごとに燃えるゴミ用の袋と、燃えないゴミ用の袋を、お茶セット等と一緒に配置し、なるべく現場が散らからないように細心の注意を払っています。 さらに現場中も、落ちているゴミ等を拾ったり、各スタッフが無駄に出すゴミ等を回収したりで休む暇もありません。
そして最終的に出された大量のゴミは、ロケの終了後、毎日制作進行等が自ら分別して、各スタジオや、各家庭の分別ゴミとして、捨てに行くようになるのですね。 それはもう毎日睡眠時間を削る勢いなのです。
さらに、1日に現場が数箇所あると、そこで出たゴミを、毎度制作車等に積み込んで、移動しなければならなくなります。 ですから、ゴミが沢山出ると、制作備品等を載せるスペースが無くなるどころか、真夏の炎天下では異臭も発生しやすくなり、制作部は、それこそ大変な思いをしなければならなくなるのですね。
そこで、その作業を幾らか軽減する為に、ロケ弁屋にゴミを持って行ってもらうというシステムが開発されました。 と、言ってもそれは、ある一定のルールがあってのもの。 例えば、朝の弁当ゴミは、昼の弁当屋が持ち帰る。 昼の弁当ゴミは、夜の弁当屋が持ち帰る等といった事で、当然、生ゴミや入れ物は分別済みというのが、当たり前のエチケットとなる訳なのです。
しかしロケ隊というものは、何が燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのか、そういった事は、大方人生の想定外です。 つまり、燃えるゴミの袋に空き缶入れようが、燃えないゴミの袋に紙くず入れようが、処理をするのは自分ではないので、そんな事には全く興味が無いという事なんですね。
ですから、飲み掛けのジュース缶を、液体の入ったままゴミ袋に入れたり、火の付いた煙草を、そのままゴミ袋に入れたりと、常識ではありえない事をロケ隊は平気で出来るのです。
それは恐らく、何事も“ロケ優先”という、発想が根付いた結果の現れでもあり、“自分たちは偉いんだ”という思い上がりにも似た内面を表しているものだと思うのです。
その結果、ロケ弁屋はゴミを持ち帰る事を拒否し、驕りあるロケ隊は、高慢な態度を示す。 莫大な収入を削ってまでのロケ弁屋の決断は、そういったモラルに反したロケ隊への、命がけの抵抗であったという事に、我々は早く気付くべきなのです。
ロケ隊に、少しでも他人を思いやる気持ちと、自分がその状況に立たされた場合を想定出来る能力があれば、少しは世間の冷ややかな視線も、緩和される事になるのでしょう。
2005年08月18日
もしかしてサンデードライバー
今日、約2ヶ月ぶりに完全オフになりました。 いやー、ここまで長かったぁ!! \(^o^)/
という訳で、昼までぐっすり寝てるのかと思いきや、今日も朝からバッチリと起きて、買い物&映画鑑賞ツアーへと出発です! 本当はもっとやらなければならない事が沢山あるのだろうけど、はっきり言って都合が悪くて面倒くさい事は、一切何も思い浮かびませんでした。(~o~)
また、通勤以外でマイカー使うのも久し振りだったので、低い目線での都心方面はなんだかちょっと違和感があって、いつもは全然無碍にしていた燃料代まで気にしながらチンタラと車の流れに乗っている自分の姿を見ていると、正直ちょっと素人っぽくて可笑しかった。(笑)
しかし実際の話、自分の車よりもバスの方が長い時間と距離乗っていて、自分の車よりバスの方を綺麗に洗車とか掃除しているから、こと自分の車に関して言えば、“サンデードライバー”といっても言い過ぎではないと思うのですよ。
だから、駐車場に車止める時も、ちょっとぎこちなかったりもするし、路駐する時にも左側に、客の降りるスペースとか空けちゃうし、フロントが少し出っ張っている車だから、ぶつからないかどうか、恐る恐る前を覗き込みながら、右左折してたりする。
そもそも“サンデードライバー”って、平日は仕事で車に乗らない人達が、休みになる日曜日に久し振りに車に乗っても、運転する感覚を忘れちゃってるから少し下手になってる。 そういった人達を総称して、そう呼んでいるのですね。
で、今日は木曜日だった訳なんですけど、お盆の余韻なのかどうか、“サンデードライバー”に匹敵するような運転をする車が沢山走っていたのですよ。
例えば、左車線の左折レーンを走っている車が、その曲がり際にわざわざ一回右にハンドルを切って、膨らむように左折するとか、絶対に停止線を通り越してから止まる車とか、ハザードやウィンカーを出すタイミングが全然違ったり、出さなかったりする車。 そして駐車場で7、8回も切り返しているのに一向にそのスペースへ収められない車。 さらに、左折可の交差点で、ずっと信号が変わるのを待っていたり、左折と直進の矢印しか出ていない交差点の信号で、車がいないからといって右折してしまう車とか。
まぁ、これは今日に限って言える事ではないと思いますが、こんなにも運転の下手なドライバーが常日頃から、街を縦横無尽に走り回っているのか? ということに正直驚いています。 勿論、運転免許書を持っているのだから、それなりに運転は出来るのでしょうが、細かいルールを忘れているドライバーのいかに多いことか。
そりゃ事故も減りはしないってもんですよ、全く。
いくら自分が注意してルールを守っていても、こんな非常識な運転をするドライバーがいなくならない限り、安心して街を走れる事はないでしょう。
今、我々プロのロケバスドライバーが出来るのは、こういった“サンデー”なドライバーを素早く見極め、事故を起こされないように警戒する事です。
ただ運転が上手いと自負しているだけでは、そこら辺のタクシードライバーと何ら変わりが無い訳ですからね。
そうそう、なんでタクシーって、車線の真ん中走るんですかね? 近代化センターさん。
という訳で、昼までぐっすり寝てるのかと思いきや、今日も朝からバッチリと起きて、買い物&映画鑑賞ツアーへと出発です! 本当はもっとやらなければならない事が沢山あるのだろうけど、はっきり言って都合が悪くて面倒くさい事は、一切何も思い浮かびませんでした。(~o~)
また、通勤以外でマイカー使うのも久し振りだったので、低い目線での都心方面はなんだかちょっと違和感があって、いつもは全然無碍にしていた燃料代まで気にしながらチンタラと車の流れに乗っている自分の姿を見ていると、正直ちょっと素人っぽくて可笑しかった。(笑)
しかし実際の話、自分の車よりもバスの方が長い時間と距離乗っていて、自分の車よりバスの方を綺麗に洗車とか掃除しているから、こと自分の車に関して言えば、“サンデードライバー”といっても言い過ぎではないと思うのですよ。
だから、駐車場に車止める時も、ちょっとぎこちなかったりもするし、路駐する時にも左側に、客の降りるスペースとか空けちゃうし、フロントが少し出っ張っている車だから、ぶつからないかどうか、恐る恐る前を覗き込みながら、右左折してたりする。
そもそも“サンデードライバー”って、平日は仕事で車に乗らない人達が、休みになる日曜日に久し振りに車に乗っても、運転する感覚を忘れちゃってるから少し下手になってる。 そういった人達を総称して、そう呼んでいるのですね。
で、今日は木曜日だった訳なんですけど、お盆の余韻なのかどうか、“サンデードライバー”に匹敵するような運転をする車が沢山走っていたのですよ。
例えば、左車線の左折レーンを走っている車が、その曲がり際にわざわざ一回右にハンドルを切って、膨らむように左折するとか、絶対に停止線を通り越してから止まる車とか、ハザードやウィンカーを出すタイミングが全然違ったり、出さなかったりする車。 そして駐車場で7、8回も切り返しているのに一向にそのスペースへ収められない車。 さらに、左折可の交差点で、ずっと信号が変わるのを待っていたり、左折と直進の矢印しか出ていない交差点の信号で、車がいないからといって右折してしまう車とか。
まぁ、これは今日に限って言える事ではないと思いますが、こんなにも運転の下手なドライバーが常日頃から、街を縦横無尽に走り回っているのか? ということに正直驚いています。 勿論、運転免許書を持っているのだから、それなりに運転は出来るのでしょうが、細かいルールを忘れているドライバーのいかに多いことか。
そりゃ事故も減りはしないってもんですよ、全く。
いくら自分が注意してルールを守っていても、こんな非常識な運転をするドライバーがいなくならない限り、安心して街を走れる事はないでしょう。
今、我々プロのロケバスドライバーが出来るのは、こういった“サンデー”なドライバーを素早く見極め、事故を起こされないように警戒する事です。
ただ運転が上手いと自負しているだけでは、そこら辺のタクシードライバーと何ら変わりが無い訳ですからね。
そうそう、なんでタクシーって、車線の真ん中走るんですかね? 近代化センターさん。
2005年08月16日
隣の芝生は青いのかい?
今、某スタジオのオープンスペースに総工費数億円!?の巨大なロケセットが建っています。
このセットは昭和初期のとある町並みを忠実に再現したもので、さすがに超一流の美術スタッフが結集して作っただけあって、建設日数もホンの数週間、現場にいる我々スタッフでさえ、そのディテールの細かさには驚かされる位、完璧な仕上がりをみせています。
しかしこれだけのセットを築きあげられる作品に就けるというのは幸せな事だ。 予算もある程度掛けられる。 ロケバスだけでも5台も出して貰って、それこそ仕事冥利に尽きるってもんだ。
いや、まったく…
そして僕等は今、その巨大なロケセットの片隅で、小さなロケセットを組んで細々と撮影している。
なるべく後ろの巨大セットが映り込まないよう、アングル決めに四苦八苦しながら。
さらに我々の後ろの方では、既に撮影の終わった町並みのセットのバラシが始まりだした。
「テストー!」
トンカントンカントンカンカン。
「すいませーん! こちら間もなく本番行きたいんですけどもー。」
トンカントンカントンカンカン。
「あのー!」
トンカントンカン、『あれ? 向こうでなんか言ってる?』
はぁ、我々のような小さなロケでは、予算の多い組のバラシにも叶わないというのか… (ToT)
このセットは昭和初期のとある町並みを忠実に再現したもので、さすがに超一流の美術スタッフが結集して作っただけあって、建設日数もホンの数週間、現場にいる我々スタッフでさえ、そのディテールの細かさには驚かされる位、完璧な仕上がりをみせています。
しかしこれだけのセットを築きあげられる作品に就けるというのは幸せな事だ。 予算もある程度掛けられる。 ロケバスだけでも5台も出して貰って、それこそ仕事冥利に尽きるってもんだ。
いや、まったく…
そして僕等は今、その巨大なロケセットの片隅で、小さなロケセットを組んで細々と撮影している。
なるべく後ろの巨大セットが映り込まないよう、アングル決めに四苦八苦しながら。
さらに我々の後ろの方では、既に撮影の終わった町並みのセットのバラシが始まりだした。
「テストー!」
トンカントンカントンカンカン。
「すいませーん! こちら間もなく本番行きたいんですけどもー。」
トンカントンカントンカンカン。
「あのー!」
トンカントンカン、『あれ? 向こうでなんか言ってる?』
はぁ、我々のような小さなロケでは、予算の多い組のバラシにも叶わないというのか… (ToT)
2005年08月15日
リアル転職
昨晩は22時まで都内ロケをし、高速に乗って移動。 今日のロケ地近くのホテルで、一泊限りの宿泊となった。
そして僕は、連日連夜仕事をしていたせいで疲れていたのでしょうか。 どうやら宿に着くなり、自然とそのまま眠りに落ちてしまったようなのです。
ムニャムニャ…
目が覚めると僕は既にロケバスに乗っていました。 しかし周りのスタッフには全く見覚えがありません。 それもその筈、僕が乗っているロケバスには、僕の所属する会社の名前ではなく、この業界でも1、2を争う位有名な、ロケバス会社のロゴマークが燦然と輝いていたのです。
そうか、僕は今日、自分の組が撮休なので、アルバイトとして、この会社のロケバスに乗っているんだった。
ムニャムニャ…
僕はこの時、居心地の良さを感じていました。 そして話はトントン拍子に進み、ついにこちらの会社で明日からお世話になる事になりました。
が…
辞めるという事を、前の会社に伝えるのをすっかり忘れていたのです。 どうしよう、きっと怒られるだろうな。 今までなんだかんだお世話になってたから、結構言い出し難い。
でも、まぁいっか。
何か適当な理由でも見付けて後で報告しよう。 さよなら、前の会社。 さよなら、前の仲間たち。
ジリリリリ…
午前4時起床。 メイク先発部隊として、4時45分現場入り。
しかしそこには、我々よりも早く現場に到着していた前の会社の仲間たちと、そのトラック軍団。
お、おはよう。 君たち朝早いな!
そんなに仕事好きなのか?
そんな連中に囲まれてたら俺、俺…
何だか、この会社辞めにくいじゃんか!
(嬉泣)
そして僕は、連日連夜仕事をしていたせいで疲れていたのでしょうか。 どうやら宿に着くなり、自然とそのまま眠りに落ちてしまったようなのです。
ムニャムニャ…
目が覚めると僕は既にロケバスに乗っていました。 しかし周りのスタッフには全く見覚えがありません。 それもその筈、僕が乗っているロケバスには、僕の所属する会社の名前ではなく、この業界でも1、2を争う位有名な、ロケバス会社のロゴマークが燦然と輝いていたのです。
そうか、僕は今日、自分の組が撮休なので、アルバイトとして、この会社のロケバスに乗っているんだった。
ムニャムニャ…
僕はこの時、居心地の良さを感じていました。 そして話はトントン拍子に進み、ついにこちらの会社で明日からお世話になる事になりました。
が…
辞めるという事を、前の会社に伝えるのをすっかり忘れていたのです。 どうしよう、きっと怒られるだろうな。 今までなんだかんだお世話になってたから、結構言い出し難い。
でも、まぁいっか。
何か適当な理由でも見付けて後で報告しよう。 さよなら、前の会社。 さよなら、前の仲間たち。
ジリリリリ…
午前4時起床。 メイク先発部隊として、4時45分現場入り。
しかしそこには、我々よりも早く現場に到着していた前の会社の仲間たちと、そのトラック軍団。
お、おはよう。 君たち朝早いな!
そんなに仕事好きなのか?
そんな連中に囲まれてたら俺、俺…
何だか、この会社辞めにくいじゃんか!
(嬉泣)
2005年08月13日
来たか、渋滞125キロ!!
ついに今年も、お盆へ突入!
例年になく、うまく分散されたかのように思えた今回の帰省ラッシュは、土曜日の今日、東北道の渋滞で、その仮説は脆くも崩れ去りました。
その数字は午前11時で125キロ!!

まぁ、断続的ではないにしても、その距離は一時142キロにも達し、それは東北道の全長約670キロのおよそ5分の1弱にも相当したのです。
帰省といえばロケなんかとは違い、家族や子供達を乗せての大移動。 それも渋滞125キロときたもんだから、さぁ大変。 子供達は容赦なく泣きながらトイレに行きたいと訴える。
お父さんは運転するだけでも大変なのに、サービスエリアに入る為の渋滞にまた填る。 いっぺんに用事が済めばいいけど、更に次のパーキング手前で今度は空腹を仄めかされ、またまたパーキング渋滞に填る。
全く運転する人間の体調や思惑に反する同乗者達。 こういう時は少しでも先に進みたいというのに、そうもいかない。
あれ? この状況、何かに似ているぞ。
そうか… ロケバスとそのスタッフ達か。
(^。^;)
例年になく、うまく分散されたかのように思えた今回の帰省ラッシュは、土曜日の今日、東北道の渋滞で、その仮説は脆くも崩れ去りました。
その数字は午前11時で125キロ!!
まぁ、断続的ではないにしても、その距離は一時142キロにも達し、それは東北道の全長約670キロのおよそ5分の1弱にも相当したのです。
帰省といえばロケなんかとは違い、家族や子供達を乗せての大移動。 それも渋滞125キロときたもんだから、さぁ大変。 子供達は容赦なく泣きながらトイレに行きたいと訴える。
お父さんは運転するだけでも大変なのに、サービスエリアに入る為の渋滞にまた填る。 いっぺんに用事が済めばいいけど、更に次のパーキング手前で今度は空腹を仄めかされ、またまたパーキング渋滞に填る。
全く運転する人間の体調や思惑に反する同乗者達。 こういう時は少しでも先に進みたいというのに、そうもいかない。
あれ? この状況、何かに似ているぞ。
そうか… ロケバスとそのスタッフ達か。
(^。^;)
2005年08月12日
通報という名の言い訳
ロケ隊は、街でよく通報されます(笑)
先日、ある駅近くで路上停車していたところ、若い警官がやって来て、「通報が入ったので、ロケバスを移動して欲しい」と言ってきた。
ちなみにその場所は、駅前のロータリーへと続く片側一車線の道路。 ロケバスの他には、客待ちのタクシーが数十台と搬入途中のトラックが一台止まっていたのだが、どうやらその警官は、まず真っ先にこちらへとやって来たようだった。
結果的には移動したので、反論というものとは少し違うのだが、その時警官が言った台詞はこう。
「仕事なのは分かるが、通報されたので、こちらも対処しなければならない。 通報者にも、我々が仕事していないと思われては困るので至急移動して下さい」
これは、こちらの立場を考慮した、素晴らしい説得である。 しかしこの場合の“通報”とは、恐らく自分たちの同情をも惹きつつ「通報ではしょうがないから」と、ドライバーに思わせる為の“ウソ”ではないかと、推測されるのです。
それはどのような根拠か?
「どなたからの通報ですか?」という問い掛けに警官は、「ここを走行していたドライバーから、狭くて通れないとの通報です」 そしてさらに「現在では匿名でも通報出来るようになったんです」と付け加える。
なるほど、運転中の車内からの通報か。 という事は、携帯を運転中に操作した訳だな。 どうやらそちらの方は、なんら問題はないらしい。 それよりも匿名の通報を、本当に信じてやって来たのか。 ならば、悪戯かどうかの判断は、来てから下すという事になる。 そんなに暇でもあるまいに。
さらに数十台のタクシーについては、「タクシーはいいんです」と、はぐらかす。
あっ、これはいわゆる標識でいうところの“客待ちは除く”というやつか。 それならば、その列が、どんなに延びようと、横断歩道に掛かろうと、二重駐車になろうと、それも立前上は、ノープロブレムという事なのか。
そして最後にあのトラック。「あれは、荷物の積み下ろしですから」
ほほう、確かに“貨物の積み下ろしのための停止で5分を超えない時間のものを除く”と、道交法にあるな。 しかしこの車、5分以上は止まっているから、これは明らかに放置駐車の罰則に引っ掛かる。
まぁ今回の場合、たとえ人待ちだろうが、運転席に人が乗っていようが、邪魔なものは邪魔。 ロケバスは警察にとっても目の上のタンコブみたいなものだし、乗っている人間も半分は○クザみたいなものだから、なるべく穏便に済まそうという警察の努力と新しいマニュアルを見たような、そんな感じだった。
“通報”ってきっと、警官にとっては、究極の自虐的な台詞なのかもしれない。(ーー;)
先日、ある駅近くで路上停車していたところ、若い警官がやって来て、「通報が入ったので、ロケバスを移動して欲しい」と言ってきた。
ちなみにその場所は、駅前のロータリーへと続く片側一車線の道路。 ロケバスの他には、客待ちのタクシーが数十台と搬入途中のトラックが一台止まっていたのだが、どうやらその警官は、まず真っ先にこちらへとやって来たようだった。
結果的には移動したので、反論というものとは少し違うのだが、その時警官が言った台詞はこう。
「仕事なのは分かるが、通報されたので、こちらも対処しなければならない。 通報者にも、我々が仕事していないと思われては困るので至急移動して下さい」
これは、こちらの立場を考慮した、素晴らしい説得である。 しかしこの場合の“通報”とは、恐らく自分たちの同情をも惹きつつ「通報ではしょうがないから」と、ドライバーに思わせる為の“ウソ”ではないかと、推測されるのです。
それはどのような根拠か?
「どなたからの通報ですか?」という問い掛けに警官は、「ここを走行していたドライバーから、狭くて通れないとの通報です」 そしてさらに「現在では匿名でも通報出来るようになったんです」と付け加える。
なるほど、運転中の車内からの通報か。 という事は、携帯を運転中に操作した訳だな。 どうやらそちらの方は、なんら問題はないらしい。 それよりも匿名の通報を、本当に信じてやって来たのか。 ならば、悪戯かどうかの判断は、来てから下すという事になる。 そんなに暇でもあるまいに。
さらに数十台のタクシーについては、「タクシーはいいんです」と、はぐらかす。
あっ、これはいわゆる標識でいうところの“客待ちは除く”というやつか。 それならば、その列が、どんなに延びようと、横断歩道に掛かろうと、二重駐車になろうと、それも立前上は、ノープロブレムという事なのか。
そして最後にあのトラック。「あれは、荷物の積み下ろしですから」
ほほう、確かに“貨物の積み下ろしのための停止で5分を超えない時間のものを除く”と、道交法にあるな。 しかしこの車、5分以上は止まっているから、これは明らかに放置駐車の罰則に引っ掛かる。
まぁ今回の場合、たとえ人待ちだろうが、運転席に人が乗っていようが、邪魔なものは邪魔。 ロケバスは警察にとっても目の上のタンコブみたいなものだし、乗っている人間も半分は○クザみたいなものだから、なるべく穏便に済まそうという警察の努力と新しいマニュアルを見たような、そんな感じだった。
“通報”ってきっと、警官にとっては、究極の自虐的な台詞なのかもしれない。(ーー;)
2005年08月11日
シャケなベイベー
ロケ弁は、その名の通りロケ隊用の弁当であり、察するところ、およそ普通の人々が食べるようなお弁当よりは、少しばかりボリュームがあると思われます。
それは長年、色々なお弁当屋とロケ隊との間で培われた、究極の形と言っても過言ではありません。
制作サイドが用意出来るギリギリの茶付き800円という予算に、お弁当屋がどれだけの材料費と人件費を掛けられるのか。
これは今も、そしてこれからも抱えていかなければならない永遠のテーマでもあり、さらにお互いにとって、利益を出す上でも、大変重要な問題となっているのです。
それは扨置き、毎日昼夜と用意されるお弁当は、大抵が2種類です。 肉類メインのものと魚類メインのもの。 本来1つに統一しても何ら問題はないものではあるのですが、前述している通り、ロケ隊は勝手気ままで我がままです。 その日の体調や気分、偏食等を理由に、毎日どちらか選べるようにしないと、実に沢山の文句を言ってきたりするのです。
しかしこればかりは、万人に合わせるというのは不可能です。 さらにメインスタッフの多くは、あれが食べたいとか、これが嫌いと平気で口にします。 それら一人一人の意見等を聞いていたら、間違いなくお弁当屋はパンクして潰れてしまうでしょう。 しかしながらロケ隊は、そんな事は御構い無しに一喜一憂、そして子供のように拗ねたりしながら、今日もロケ弁を食べ続けているのです。
ところで本日は静岡ロケ。 ここでは御当地のお弁当屋がロケ弁をこさえて運んで来た訳ですが、約40人前のロケ弁が一種類… えっと、えーっと… あれ、二種類?
これは一体どういう事? 39人前が同じ肉類メインで、1人前だけが鮭メインの弁当。
1つだけ違うってこれ、一体どういう意味なんだー!?
途中で具が無くなったのか、はたまた他の発注のものと取り違えたのか。 今日も素朴な疑問に夜も眠れない。(;一_一)
うー! シャケなベイベー!!!
それは長年、色々なお弁当屋とロケ隊との間で培われた、究極の形と言っても過言ではありません。
制作サイドが用意出来るギリギリの茶付き800円という予算に、お弁当屋がどれだけの材料費と人件費を掛けられるのか。
これは今も、そしてこれからも抱えていかなければならない永遠のテーマでもあり、さらにお互いにとって、利益を出す上でも、大変重要な問題となっているのです。
それは扨置き、毎日昼夜と用意されるお弁当は、大抵が2種類です。 肉類メインのものと魚類メインのもの。 本来1つに統一しても何ら問題はないものではあるのですが、前述している通り、ロケ隊は勝手気ままで我がままです。 その日の体調や気分、偏食等を理由に、毎日どちらか選べるようにしないと、実に沢山の文句を言ってきたりするのです。
しかしこればかりは、万人に合わせるというのは不可能です。 さらにメインスタッフの多くは、あれが食べたいとか、これが嫌いと平気で口にします。 それら一人一人の意見等を聞いていたら、間違いなくお弁当屋はパンクして潰れてしまうでしょう。 しかしながらロケ隊は、そんな事は御構い無しに一喜一憂、そして子供のように拗ねたりしながら、今日もロケ弁を食べ続けているのです。
ところで本日は静岡ロケ。 ここでは御当地のお弁当屋がロケ弁をこさえて運んで来た訳ですが、約40人前のロケ弁が一種類… えっと、えーっと… あれ、二種類?
これは一体どういう事? 39人前が同じ肉類メインで、1人前だけが鮭メインの弁当。
1つだけ違うってこれ、一体どういう意味なんだー!?
途中で具が無くなったのか、はたまた他の発注のものと取り違えたのか。 今日も素朴な疑問に夜も眠れない。(;一_一)
うー! シャケなベイベー!!!
2005年08月10日
ラジオでそんな事…
いよいよ東京都内が慌しくなってきました!

本日は撮休で衣裳等の積み替えの為、夕方からの集合で某テレビ局へ向かったのですが、お盆を故郷でお休みする為の進行か、営業車や仕事をする車両等で都内中心部は必要以上にごった返しておりました。
そんな中、車内で聞いていたFMラジオで、道路交通情報なるものを流していたのですが、相変わらず首都高や高速道路は渋滞していて、明日からの地方ロケの事を考えると、「お盆なのに、なんで高速で移動すんのじゃ?」なーんて、ついつい独り言を呟いてしまいます。
いつも聞き慣れている渋滞情報とはいえ、テープでも流してるみたいな機械的な女性の声は、聞いているだけで、なんだか気が滅入ってしまうもの。 たまには「ご苦労様です。」とか「身体に気を付けてくださいね。」とか「応援しちゃうぞ!」みたいに、少しばかり感情込めて言ってくれたら、少しは頑張って運転しちゃうのになぁ。(アキバ系かよ!)
…しかしそこで僕は、そのラジオから流れる聞きなれない不思議な言葉を耳にする。
「首都高5号線は、原因不明の渋滞で、高島平まで7キロ程、流れが悪くなっています。」
な、なんじゃそりゃ?
自然渋滞とか、見物渋滞とか、断続渋滞とかは、嫌という程よく聞かされるけど、原因不明ってーのは、どういう事?
自然でもなけりゃ、断続や見物でもない、さらに事故でもないんだったら、それって一体なんだっていうの。 何かが落ちているなら、落下物があるって言うだろうし、全く見当もつかない。
人や馬が歩いてたって、路上障害物が落ちてたって、それなりの表現方法はあると思うけど、よりによって原因不明って言われたら、聞いただけで気になって見に行く人や車が増えたりして、かえって逆効果になりそうなんだけど、そこんとこはどうよ?
それでまた色んなこと想像しちゃって、例えばカーブ先のマンションのベランダで、男と女がいちゃついてたとか、空の上に未確認飛行物体が浮遊してたとか、物凄い突風で、車を少し押し戻していたとか、とにかく原因不明って何なのか、気になって全く仕方がないよ。
誰かこのラジオで流していた時間に、5号線走っていた方はいらっしゃいませんか? 少しでも情報をお持ちの方、こちらのブログで受け付けております。
「では、運転気を付けてくださいね
応援しちゃうぞ!」 (^_-)-☆
本日は撮休で衣裳等の積み替えの為、夕方からの集合で某テレビ局へ向かったのですが、お盆を故郷でお休みする為の進行か、営業車や仕事をする車両等で都内中心部は必要以上にごった返しておりました。
そんな中、車内で聞いていたFMラジオで、道路交通情報なるものを流していたのですが、相変わらず首都高や高速道路は渋滞していて、明日からの地方ロケの事を考えると、「お盆なのに、なんで高速で移動すんのじゃ?」なーんて、ついつい独り言を呟いてしまいます。
いつも聞き慣れている渋滞情報とはいえ、テープでも流してるみたいな機械的な女性の声は、聞いているだけで、なんだか気が滅入ってしまうもの。 たまには「ご苦労様です。」とか「身体に気を付けてくださいね。」とか「応援しちゃうぞ!」みたいに、少しばかり感情込めて言ってくれたら、少しは頑張って運転しちゃうのになぁ。(アキバ系かよ!)
…しかしそこで僕は、そのラジオから流れる聞きなれない不思議な言葉を耳にする。
「首都高5号線は、原因不明の渋滞で、高島平まで7キロ程、流れが悪くなっています。」
な、なんじゃそりゃ?
自然渋滞とか、見物渋滞とか、断続渋滞とかは、嫌という程よく聞かされるけど、原因不明ってーのは、どういう事?
自然でもなけりゃ、断続や見物でもない、さらに事故でもないんだったら、それって一体なんだっていうの。 何かが落ちているなら、落下物があるって言うだろうし、全く見当もつかない。
人や馬が歩いてたって、路上障害物が落ちてたって、それなりの表現方法はあると思うけど、よりによって原因不明って言われたら、聞いただけで気になって見に行く人や車が増えたりして、かえって逆効果になりそうなんだけど、そこんとこはどうよ?
それでまた色んなこと想像しちゃって、例えばカーブ先のマンションのベランダで、男と女がいちゃついてたとか、空の上に未確認飛行物体が浮遊してたとか、物凄い突風で、車を少し押し戻していたとか、とにかく原因不明って何なのか、気になって全く仕方がないよ。
誰かこのラジオで流していた時間に、5号線走っていた方はいらっしゃいませんか? 少しでも情報をお持ちの方、こちらのブログで受け付けております。
「では、運転気を付けてくださいね
2005年08月09日
備品は天下の回りもの
“金は天下の回りもの”という言葉はよく耳にしますが、“備品は天下の回りもの”という言葉は、恐らく初めて聞く方も多いことでしょう。 では、この言葉の裏には、一体どんな意味が隠されているのでしょうか?
まず制作備品と呼ばれるものには、沢山の種類があります。 毎日使うものであれば、例えば役者や監督が座る折りたたみ椅子や、煙草の吸殻やゴミを入れる通称ガンガン。 搬入時や殺陣等で活躍する万能毛布や、車や歩行者の誘導に使う赤灯、そして路上撮影必需品パイロン。 消耗品で言えば、紙コップやゴミ袋、ガムテープや黒紙。 その他暗幕、トランシーバー、薬箱、ホウキ、ポット、虫除けスプレー、電池、軍手、安全帯、ビニールシート、バズーカ、ミサイル、パトリオット、エトセトラ…
これらの制作備品群は、撮影の進行を円滑に進めるにあたり、少しでも欠ける事が許されるものではありません。 ですから、およそどんな事態にも対応対処できるようこれらは、制作車(備品車)と呼ばれる車両に積込まれ、主に制作進行の手によって、管理、補充が常に行われるようになっているのです。
という事は当然、個人のものではありませんよね?
しかし、例えばその日、天気予報が雨になる事を示唆します。 勿論、普通の社会人なら、折り畳み傘や雨具を用意するでしょう。 ですが一部のスタッフには、制作部と呼ばれる、パパやママが付いているのです。 ですから雨具みたいな面倒で荷物になるものは、忘れたり持ち歩かなくても、常にパパやママが用意します。 なので撮影中にもし雨が降り出したとしても何も慌てることなく、その用意された雨具を装着すればいい訳です。
と、ここまでは、常識の範囲としましょう。
その撮影終了後、尚も雨が降っていたとします。 そこでスタッフ達は、「これ持っていっていい?」等と言いながら、勝手に傘を差して帰るではありませんか。
備品は提供品ではありません。 撮影に必要とされ、制作費等で用意された備品なのです。 ですからこれを当然のように持ち帰るという事は、極端な話罪に問われるかもしれません、よね。(笑)
まぁしかし、全てを円滑にするという意味での備品なら、それが例え撮影以外であろうと、スタッフのご機嫌を取れると思えば、それはそれでありなのかも知れません。
ロケハン時の夕食で、メインスタッフが食べる焼肉みたいなもの… と、考えるべきなのでしょうか。(;一_一)
まず制作備品と呼ばれるものには、沢山の種類があります。 毎日使うものであれば、例えば役者や監督が座る折りたたみ椅子や、煙草の吸殻やゴミを入れる通称ガンガン。 搬入時や殺陣等で活躍する万能毛布や、車や歩行者の誘導に使う赤灯、そして路上撮影必需品パイロン。 消耗品で言えば、紙コップやゴミ袋、ガムテープや黒紙。 その他暗幕、トランシーバー、薬箱、ホウキ、ポット、虫除けスプレー、電池、軍手、安全帯、ビニールシート、バズーカ、ミサイル、パトリオット、エトセトラ…
これらの制作備品群は、撮影の進行を円滑に進めるにあたり、少しでも欠ける事が許されるものではありません。 ですから、およそどんな事態にも対応対処できるようこれらは、制作車(備品車)と呼ばれる車両に積込まれ、主に制作進行の手によって、管理、補充が常に行われるようになっているのです。
という事は当然、個人のものではありませんよね?
しかし、例えばその日、天気予報が雨になる事を示唆します。 勿論、普通の社会人なら、折り畳み傘や雨具を用意するでしょう。 ですが一部のスタッフには、制作部と呼ばれる、パパやママが付いているのです。 ですから雨具みたいな面倒で荷物になるものは、忘れたり持ち歩かなくても、常にパパやママが用意します。 なので撮影中にもし雨が降り出したとしても何も慌てることなく、その用意された雨具を装着すればいい訳です。
と、ここまでは、常識の範囲としましょう。
その撮影終了後、尚も雨が降っていたとします。 そこでスタッフ達は、「これ持っていっていい?」等と言いながら、勝手に傘を差して帰るではありませんか。
備品は提供品ではありません。 撮影に必要とされ、制作費等で用意された備品なのです。 ですからこれを当然のように持ち帰るという事は、極端な話罪に問われるかもしれません、よね。(笑)
まぁしかし、全てを円滑にするという意味での備品なら、それが例え撮影以外であろうと、スタッフのご機嫌を取れると思えば、それはそれでありなのかも知れません。
ロケハン時の夕食で、メインスタッフが食べる焼肉みたいなもの… と、考えるべきなのでしょうか。(;一_一)
2005年08月07日
細やかな渋滞の煽り
8月の一大イベントといえば、泣く子も黙る、お盆と夏休み。 出来ればこの季節、この二つが重なる日付には、高速を使った遠出のロケなどは避けたいというのが正直なところ。 それも土日が絡んだとしたら、そのピークはそれこそ計り知れるものではない。
というような道路公団の前フリも踏まえ、本日は通常45分のルートの移動に、約2時間の猶予を与えられた、渋滞重視のスケジュール。
<
そして、いざ高速へ!
しかし前日の大渋滞とは打って変わって、およそ10数キロの細やかな渋滞。 通常の25分増し程度で納まり、ホーッと一安心。
思わず開始時間も少し早めて、撮影スタート。
が…
午後1時半、デイシーンを撮り終わってしまい、なんとそれから約5時間のナイター待ちに!!
な、何という事か。 渋滞重視のスケジュールの煽りを、まさかこんな形で受ける事になろうとは。 慌てて潰し(暗くなるようなフィルターを付けて、ナイターに見せる手段)の段取りを組む。 17時入りの役者を急遽15時半に呼び寄せる。 もしかしたら早く帰れるかもしれないと、浮き足立つスタッフたちに力が籠る。
そして思惑通り、スケジュールの時間割より早く終了だぁ! さぁみんな、一路家路へ。
が…
上り渋滞37キロ…
細やかな渋滞の煽り。
恐るべし…
というような道路公団の前フリも踏まえ、本日は通常45分のルートの移動に、約2時間の猶予を与えられた、渋滞重視のスケジュール。
そして、いざ高速へ!
しかし前日の大渋滞とは打って変わって、およそ10数キロの細やかな渋滞。 通常の25分増し程度で納まり、ホーッと一安心。
思わず開始時間も少し早めて、撮影スタート。
が…
午後1時半、デイシーンを撮り終わってしまい、なんとそれから約5時間のナイター待ちに!!
な、何という事か。 渋滞重視のスケジュールの煽りを、まさかこんな形で受ける事になろうとは。 慌てて潰し(暗くなるようなフィルターを付けて、ナイターに見せる手段)の段取りを組む。 17時入りの役者を急遽15時半に呼び寄せる。 もしかしたら早く帰れるかもしれないと、浮き足立つスタッフたちに力が籠る。
そして思惑通り、スケジュールの時間割より早く終了だぁ! さぁみんな、一路家路へ。
が…
上り渋滞37キロ…
細やかな渋滞の煽り。
恐るべし…
2005年08月06日
自主規制は死の香り
今日で一体連続何日の30度超えになるのだろうか。
こう毎日暑い日が続くと、外で待機する車両部にとって、エンジンを止めた状態の車の中は、まるで地獄風呂を絵に描いたようなもの。
エアコンでも掛けっぱなしに出来れば、そりゃ快適この上ないのだけれど、一応東京都条例なるものでは、停車中のアイドリング禁止を義務化していて、おおっぴらには、そう出来ないようになっている。
しかしこちらも乗客を守るのが最大の勤め。 当然誰かが乗っていれば、快適な空間を演出しなけりゃ、それこそプロの車両部じゃない。 さらに何時誰がバスに戻ってきても、「あちぃ!」等とは言わせないように、我々はいつも準備万端、環境を整えているのだ。
がしかし、時には丸1日1人で路上待機を強いられる日がある。 朝一で荷物を搬入後、もう終わるまでバスには用が無いと告げられる。 加えてこの御時世。 石油価格の歴史的高騰に、アイドリング禁止の都条例。 駐禁から逃れる為、バスも離れる事が出来ないとしたならば…
我々は、この気温35度超えの最中、車両の中は恐らく40度以上の地獄風呂へ、1日中浸かっていなけりゃならないのだ。
これはもう自主規制の限りじゃない。
パチンコ屋の駐車場に置き去りにされた子供じゃないけど、我々だって人間だ。 体内の60パーセントは水分である。 そしてその水分までも絞り取られるような、この茹だる暑さの中で、車両待機を余儀なくされる、いわば置き去りの放置車両部はそれこそ危険極まりない。
命に関わる問題なんだ。 こんな事で命を落としたら、もう目も当てられない…
とまぁ、大げさに言えばそういう事で。
そしていつか、そんな都条例を真面目に守った人々が、この世を去ることが決してない様に、我々は、その自主規制の緩和に今日も努めている。
こう毎日暑い日が続くと、外で待機する車両部にとって、エンジンを止めた状態の車の中は、まるで地獄風呂を絵に描いたようなもの。
エアコンでも掛けっぱなしに出来れば、そりゃ快適この上ないのだけれど、一応東京都条例なるものでは、停車中のアイドリング禁止を義務化していて、おおっぴらには、そう出来ないようになっている。
しかしこちらも乗客を守るのが最大の勤め。 当然誰かが乗っていれば、快適な空間を演出しなけりゃ、それこそプロの車両部じゃない。 さらに何時誰がバスに戻ってきても、「あちぃ!」等とは言わせないように、我々はいつも準備万端、環境を整えているのだ。
がしかし、時には丸1日1人で路上待機を強いられる日がある。 朝一で荷物を搬入後、もう終わるまでバスには用が無いと告げられる。 加えてこの御時世。 石油価格の歴史的高騰に、アイドリング禁止の都条例。 駐禁から逃れる為、バスも離れる事が出来ないとしたならば…
我々は、この気温35度超えの最中、車両の中は恐らく40度以上の地獄風呂へ、1日中浸かっていなけりゃならないのだ。
これはもう自主規制の限りじゃない。
パチンコ屋の駐車場に置き去りにされた子供じゃないけど、我々だって人間だ。 体内の60パーセントは水分である。 そしてその水分までも絞り取られるような、この茹だる暑さの中で、車両待機を余儀なくされる、いわば置き去りの放置車両部はそれこそ危険極まりない。
命に関わる問題なんだ。 こんな事で命を落としたら、もう目も当てられない…
とまぁ、大げさに言えばそういう事で。
そしていつか、そんな都条例を真面目に守った人々が、この世を去ることが決してない様に、我々は、その自主規制の緩和に今日も努めている。
2005年08月04日
車両部さん、闘っといて。
我々が撮影するロケセットの多くは、既存の会社や建物、そして民家や公共施設等です。 そしてそれらの物件は、道路事情や交通事情には関係なく、撮影の対象として常に選ばれる訳です。
つまり撮影したいのは、その物件ですから、それが繁華街や住宅街等の困難な立地であろうとも、ロケ隊はひたすらそこを目指し、いかなる場合であっても、車両をその近辺に駐車しなければならないのですね。
運良く近くに、広大な敷地や民間の駐車場等があれば、それらに車両を納めてしまえば、それで万事解決なのですが、中にはそのようなスペースが皆無だったり、駐車場代をケチる制作会社があったりすると、最悪の場合、全車両が路上放置の状態に陥ります。
ロケ隊の車両は、常時7〜8台程度。 それに役者等の車両も入れると、時には10数台にもなります。 例えばこの中に車両部が担当する(ドライバーが常に乗っている)車両が、3〜4台いたとして、残りの車両は一体どうするのか?
その場合、出来ない制作部やトンチンカンな役者マネージャー達は、当然な顔をして「何かあったら車見といて下さい」と、全車両の鍵を預けにロケバスへとやってくるのです。
その意図とは何か?
つまり警察やミニパトへの対応、通報や苦情等の処理は“外にいるドライバー”の仕事だという事です。
しかしミニパト等が実際まわって来ても、我々は、自分達のデカい車を動かす事だけで、正直手が一杯です。
その他の車両に関しては、電話連絡をするか、チョークをひかれた車を一台ずつ、数センチ単位でずらしてやる事位しか出来ないのです。
つまり車両部は本当に見ている事しか出来ません(笑)
中には、車両部は警察と闘っても勝てると本気で思い違いをしているスタッフがいるからお笑いです。
はっきり言います。 勝てません!!
ですから、自分達の車はなるべく自分達で管理して下さい。 駐車場へ入れる事もお勧めします。
もしそれが出来ないのであれば、最悪車で現場へ来ないか、め、面倒を… みますよ。
つまり撮影したいのは、その物件ですから、それが繁華街や住宅街等の困難な立地であろうとも、ロケ隊はひたすらそこを目指し、いかなる場合であっても、車両をその近辺に駐車しなければならないのですね。
運良く近くに、広大な敷地や民間の駐車場等があれば、それらに車両を納めてしまえば、それで万事解決なのですが、中にはそのようなスペースが皆無だったり、駐車場代をケチる制作会社があったりすると、最悪の場合、全車両が路上放置の状態に陥ります。
ロケ隊の車両は、常時7〜8台程度。 それに役者等の車両も入れると、時には10数台にもなります。 例えばこの中に車両部が担当する(ドライバーが常に乗っている)車両が、3〜4台いたとして、残りの車両は一体どうするのか?
その場合、出来ない制作部やトンチンカンな役者マネージャー達は、当然な顔をして「何かあったら車見といて下さい」と、全車両の鍵を預けにロケバスへとやってくるのです。
その意図とは何か?
つまり警察やミニパトへの対応、通報や苦情等の処理は“外にいるドライバー”の仕事だという事です。
しかしミニパト等が実際まわって来ても、我々は、自分達のデカい車を動かす事だけで、正直手が一杯です。
その他の車両に関しては、電話連絡をするか、チョークをひかれた車を一台ずつ、数センチ単位でずらしてやる事位しか出来ないのです。
つまり車両部は本当に見ている事しか出来ません(笑)
中には、車両部は警察と闘っても勝てると本気で思い違いをしているスタッフがいるからお笑いです。
はっきり言います。 勝てません!!
ですから、自分達の車はなるべく自分達で管理して下さい。 駐車場へ入れる事もお勧めします。
もしそれが出来ないのであれば、最悪車で現場へ来ないか、め、面倒を… みますよ。
2005年08月02日
馬子にも衣装を!?
近年のロケ隊の社会的地位は、世間から見ても下がってきているように思われます。 以前であれば歓迎一色であった地方ロケや、宣伝にも利用されていた会社や工場等でのロケでも、最近はめっきり断られる傾向が強くなり、随分と肩身の狭い思いをしています。
では何故そうなって来たのでしょうか?
まず我々ロケ隊が、新宿や渋谷で集合するのは、以前にもお話した通りですが、そこで注目したいのは、各スタッフの服装なんです。 明らかに一般社会人とかけ離れている事に驚かされます。 言い方を変えれば、直ぐにそれがロケ隊であると認識出来てしまうのです。
Tシャツにジーパンならまだ普通の方で、短パン、ビーチサンダル、アロハシャツ。 サングラスを頭に載せて、携帯を首からぶら下げている。 とまぁ、こういったファッションでやって来るのが大抵はメインスタッフ。 年の頃は、30代後半から40、50代。 中には茶髪にしちゃっているオヤジまでいるからビックリです。
そして、首の緩んだTシャツもしくはタンクトップ。 カーゴパンツや迷彩パンツに重そうなリュックサック。 金髪長髪当たり前で、頭にタオルを巻いてやたらと無精ヒゲ。 こういう輩は、大体がその他のスタッフです。
これらの人間がロケバスや各車両に乗り込み、一斉にドカーッと30人も40人もやって来たら、例えばロケセットの民家や一流企業、デパートや子供の集まる公園、有名飲食店や公共施設等は、一体どういう風に思うのでしょうか?
さらにそれらのアシスタント連中は、ベルトに様々な工具類をぶら下げています。 ハンマーやカッター、ノコギリやニッパー等、およそ危険要素を含んだファッションを常にしている訳なんです。
そして彼らは忙しい。 忙しいのでよく汗を掻きます。 動きますから汚れもします。 当然慌てます。 こんな感じのスタッフが、大量人数やってきて、罵声を浴びせ合い、ゴミを散らかし、人々の通行や営業を規制しながら撮影を続けるとしたら…
あなたなら、自分の持ち家、持ち店を一体幾らで貸し出しますか?
以前、撮影を許可された高級ホテルで、入室を拒否されたカメラマンがおりました。 「お客様、その格好ではちょっと… 周りのお客様に…」 そうです。 そのカメラマンの服装は、前述されたものだったのです。
ロケ隊は、その仕事の分量から、必然的に軽装またはラフな格好がベストとされます。 ベルトに付けた工具の類も、いざという時の為の準備なのです。
しかしそれはロケセットあってのもの。 ロケ隊はまず、これを思い出すべきなのです。 もしどこかで“ロケをしてやっている”とか“宣伝してやっている”という昔ながらの伝統が、未だに根付いているのなら、その考えはもう改めなければいけません。
ロケ隊は、視聴者あってのもの。 決して、街では偉くはないのです。 服装を直せとは言いません。 しかし今一度、訪問される側の立場に立って、考えてみる必要があるのではないでしょうか?
では何故そうなって来たのでしょうか?
まず我々ロケ隊が、新宿や渋谷で集合するのは、以前にもお話した通りですが、そこで注目したいのは、各スタッフの服装なんです。 明らかに一般社会人とかけ離れている事に驚かされます。 言い方を変えれば、直ぐにそれがロケ隊であると認識出来てしまうのです。
Tシャツにジーパンならまだ普通の方で、短パン、ビーチサンダル、アロハシャツ。 サングラスを頭に載せて、携帯を首からぶら下げている。 とまぁ、こういったファッションでやって来るのが大抵はメインスタッフ。 年の頃は、30代後半から40、50代。 中には茶髪にしちゃっているオヤジまでいるからビックリです。
そして、首の緩んだTシャツもしくはタンクトップ。 カーゴパンツや迷彩パンツに重そうなリュックサック。 金髪長髪当たり前で、頭にタオルを巻いてやたらと無精ヒゲ。 こういう輩は、大体がその他のスタッフです。
これらの人間がロケバスや各車両に乗り込み、一斉にドカーッと30人も40人もやって来たら、例えばロケセットの民家や一流企業、デパートや子供の集まる公園、有名飲食店や公共施設等は、一体どういう風に思うのでしょうか?
さらにそれらのアシスタント連中は、ベルトに様々な工具類をぶら下げています。 ハンマーやカッター、ノコギリやニッパー等、およそ危険要素を含んだファッションを常にしている訳なんです。
そして彼らは忙しい。 忙しいのでよく汗を掻きます。 動きますから汚れもします。 当然慌てます。 こんな感じのスタッフが、大量人数やってきて、罵声を浴びせ合い、ゴミを散らかし、人々の通行や営業を規制しながら撮影を続けるとしたら…
あなたなら、自分の持ち家、持ち店を一体幾らで貸し出しますか?
以前、撮影を許可された高級ホテルで、入室を拒否されたカメラマンがおりました。 「お客様、その格好ではちょっと… 周りのお客様に…」 そうです。 そのカメラマンの服装は、前述されたものだったのです。
ロケ隊は、その仕事の分量から、必然的に軽装またはラフな格好がベストとされます。 ベルトに付けた工具の類も、いざという時の為の準備なのです。
しかしそれはロケセットあってのもの。 ロケ隊はまず、これを思い出すべきなのです。 もしどこかで“ロケをしてやっている”とか“宣伝してやっている”という昔ながらの伝統が、未だに根付いているのなら、その考えはもう改めなければいけません。
ロケ隊は、視聴者あってのもの。 決して、街では偉くはないのです。 服装を直せとは言いません。 しかし今一度、訪問される側の立場に立って、考えてみる必要があるのではないでしょうか?
2005年08月01日
ロケハンは移動力なり
1週間に1度の撮休日とくりゃぁ、決まり決まってロケハン日。(;一_一) 後半月の命となったこのロケに、一体どんな物件が必要だって言うのー! と言う訳で、今日も元気に新宿を出発です。(メインスタッフは、しんどそうです)
そしてまず、都内で一箇所物件を下見した後、ここから一気に茨城へ飛びます。
ここで通常のロケ移動の場合、茨城へ飛んだとすると、大体その日一日は、その界隈。 悪くても隣の県に行くかどうかの瀬戸際。 なんせ移動ばかりしていたら、撮影する前に暗くなっちゃう。 …と普通考えるもの。
しかしロケハンというもの、こうは行かない。 見て見て見て見まくれー!! の世界。 だから大変なのはドライバーだけで、乗ってる方は、連れて行かれるだけのドナドナ状態。 よって、今日もビックリするような移動が、この後、僕を直撃する。
時は、p.m.3時56分。
「じゃあ、茨城編終了です。 次、八王子行ってください」
がーーーーーーーーーーーん!!
そうです。 よりによって、全然逆方向なのですよ。 こりゃはっきりいってビックリマンモス。 移動距離自体、僕等の経験上、屁でもないのですが、何しろ時間が時間。 夏休みの影響と8月“いっぴ”というオマケが付いて、都心方向は渋滞の嵐。 しかも外苑辺りでは、着々と花火大会の準備を整えてる。 さて、どうしたもんだろか?
正攻法でいけば、都心へ一旦戻り、再び中央道へ乗るルートが、一番無難。 しかしまず最初の難関として三郷ジャンクションの先、加平辺りでの事故渋滞13キロ勃発。 次に首都高中央環状線C2、5号池袋線共通の断続渋滞で、都心環状線竹橋まで45分ときたぁ。
とすると、残る道はただ1つ。 …行かない。
いや、そうではなく、一般常識者ならまず考えないであろう、最も遠回りの道。 三郷より外環自動車道に乗り、大泉を経由して関越道鶴ヶ島ジャンクションより、圏央道あきる野へと向かうルート。
もうこれしかない! とりあえずは、制限速度で最後までいける。 渋滞しそうな箇所はどこにも無い。 よし、この道に賭けてみよう! みんな見ててくれ! これが車両部、プロの移動だ!!!
(-_-)zzz × 9
そうですよね… そりゃそうだ。 いや、ごもっとも、ご苦労さん。
結果、八王子の物件へ着いたのが、竹橋へ到着すると思われた時間とちょっとのみ。 これが、正攻法で行った場合、やっと中央道に乗ったかどうかの時間でしょう。
そうです。 これがロケバスドライバーの“移動力”です。 移動力なのです!!
「八王子編終了です。 じゃあ次、また目白行ってください」
がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
そしてまず、都内で一箇所物件を下見した後、ここから一気に茨城へ飛びます。
ここで通常のロケ移動の場合、茨城へ飛んだとすると、大体その日一日は、その界隈。 悪くても隣の県に行くかどうかの瀬戸際。 なんせ移動ばかりしていたら、撮影する前に暗くなっちゃう。 …と普通考えるもの。
しかしロケハンというもの、こうは行かない。 見て見て見て見まくれー!! の世界。 だから大変なのはドライバーだけで、乗ってる方は、連れて行かれるだけのドナドナ状態。 よって、今日もビックリするような移動が、この後、僕を直撃する。
時は、p.m.3時56分。
「じゃあ、茨城編終了です。 次、八王子行ってください」
がーーーーーーーーーーーん!!
そうです。 よりによって、全然逆方向なのですよ。 こりゃはっきりいってビックリマンモス。 移動距離自体、僕等の経験上、屁でもないのですが、何しろ時間が時間。 夏休みの影響と8月“いっぴ”というオマケが付いて、都心方向は渋滞の嵐。 しかも外苑辺りでは、着々と花火大会の準備を整えてる。 さて、どうしたもんだろか?
正攻法でいけば、都心へ一旦戻り、再び中央道へ乗るルートが、一番無難。 しかしまず最初の難関として三郷ジャンクションの先、加平辺りでの事故渋滞13キロ勃発。 次に首都高中央環状線C2、5号池袋線共通の断続渋滞で、都心環状線竹橋まで45分ときたぁ。
とすると、残る道はただ1つ。 …行かない。
いや、そうではなく、一般常識者ならまず考えないであろう、最も遠回りの道。 三郷より外環自動車道に乗り、大泉を経由して関越道鶴ヶ島ジャンクションより、圏央道あきる野へと向かうルート。
もうこれしかない! とりあえずは、制限速度で最後までいける。 渋滞しそうな箇所はどこにも無い。 よし、この道に賭けてみよう! みんな見ててくれ! これが車両部、プロの移動だ!!!
(-_-)zzz × 9
そうですよね… そりゃそうだ。 いや、ごもっとも、ご苦労さん。
結果、八王子の物件へ着いたのが、竹橋へ到着すると思われた時間とちょっとのみ。 これが、正攻法で行った場合、やっと中央道に乗ったかどうかの時間でしょう。
そうです。 これがロケバスドライバーの“移動力”です。 移動力なのです!!
「八王子編終了です。 じゃあ次、また目白行ってください」
がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!





