これは僕の勝手な思い込みかもしれませんが、ドラマや映画業界と雑誌音楽業界とでは、演じる被写体の方々もそうですが、現場にいるスタッフや車両パートも、おおよそ見た目で違うように思われます。
まぁ一概にそうとは言い切れない部分もありますが、これはやはりその歴史の深みに準ずるものであるような気もしているのです。
この日僕は、ある情報番組の仕事で、普段ドラマロケ等では使用しない、町場の白ホリゾントスタジオへ行きました。
このようなスタジオは、主に雑誌系(音楽、ファッション、カタログ等)の撮影で使用されることが多い訳ですが、やはりそのような仕事で訪れるスタッフや車両を見ていると、僕らのようなドラマや映画関係のそれとは違って、その内容同様、清潔感溢れるように思えたのですね。
まぁ言ってみれば、一目でどちらの仕事をしているスタッフ(車両)かということを、窺い知ることが出来るのです。
それらは勿論、仕事内容やそのハードさ、クライアントの気の使い方等によっても左右されたりしますから、どちらがいいとか悪いとか、そういうことでは全くありません。
そんな事情も考慮しつつ、撮影現場でのちょっとした違いを覗いてみたいと思います。
まずスタッフ。 これは明らかにそのファッション感覚が違います。
動き易さの重視、寒さ暑さ対策、汚れてもいいような服装、またそれら全ての環境対策万全の雑然としたドラマ・映画のスタッフに比べ、雑誌系のスタッフは、まずその内容同様、洗練されつつも尚きらびやかです。 モデルと見間違えるかのようなファッションや髪型は、さすがに最先端を地でいく感じで、傍目では仕事を楽しんでいるように思われます。
長期、長時間の仕事をこなさなければならないドラマ・映画のスタッフに比べ、そのようなハードな一面とは無縁のように思われる雑誌系の撮影現場。 ですが撮影にかかる準備と編集を全て自分でこなさなければならない雑誌系スタッフは、恐らくそのギャップを埋める為、現場ではあえて、そのようにしているのだと思うのです。 そういう意味では、普段もあまり変わらないドラマ・映画スタッフより、より神経が磨り減る仕事なのかも知れません。
そして車両。 これも仕事の内容が違う訳ですから、その体制が違うのは当たり前です。
スタッフ同様、長期長時間使用されるドラマ・映画系各車両は、その全てにおいて機能を優先されます。 つまり少々の汚れやキズ、スマートな移動は、この際二の次位な勢いな訳なんです(笑)
しかし雑誌系の車両は、そうもいきません。 短期集中とはいえ、少なくとも最先端を行く仕事ですから、使用するクライアントのニーズに応え、サービス、環境共に、万全の体制でなければなりません。 いや… 本来はどちらもそうでなければならないのですが、何しろドラマ・映画系車両は、車庫にも戻れない日が多く…(言い訳です)
そして各ドライバー。
車両部と呼ばれるドラマ・映画系ドライバーは、部として独立?している為、移動と積載物運搬、そして車両管理に集中します。 昔ながらのドライバー、映像の歴史と共に生きるドライバー等、その顔ぶれは俳優をも脅かす存在ですから、まさに職人と言っても過言ではありません。 ですから服装やファッションに気を使うよりも機能美優先てす。
一方、雑誌系ドライバーは、スタッフ同様、クライアントには気を使います。 少なくとも清潔感溢れる服装をするよう気をつけ、その仕事内容はドライバーというよりまさにアシスタント。つまりスタッフやモデル共々行動することを考慮すればこその気遣いが必要なのです。
もし街でロケ車らしきものを見掛けたら…
椅子を倒して足をダッシュボードに上げて寝ていたり、ラフな服装に場合によってはサンダルを履いていたり、寝起きのような髪型で赤い目を擦っているグループと、ニット帽にいかついサングラス、無精髭にチェーンやアクセサリーを身にまとっているようなグループのドライバーがいることを見極めてみて下さい。
恐らくどちらかがドラマ・映画系ドライバーで、どちらかが雑誌系ドライバーである筈です。
いずれにせよ、どちらも熱心に仕事に取り組む姿勢であることには違いありません。
重ねてお断り致しますが、これは単なる僕の思い込みです(笑)
posted by piyota at 13:41| 東京

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