雨上がりの日曜の朝、いつものように担当ロケ車両で地下壕へ向かっていると、片側2車線の前方優先道路の車道側を、赤い棒を持った男たちが走っているのが見えました。
実はここへ来るまでの高速道路上でも、雨道でスリップした車両が事故を起こしており、その際にも誘導員が赤い棒を振り回していたのを見ていたので、この時も事故の規制、はたまた日曜ですからマラソン大会か何か公共の規制だと、何の疑いもなしに、その瞬間も思っていたのです。
しかし歩道の植え込みの向こう側にヘッドホンをして俯く人影。 いやいやこれは、交通量の少ない時間帯を狙った速度違反の取締りでは?
まさか…
よく見ると、そこから不自然に上に伸びる極太の黒いケーブル。
その上の歩道橋では、カメラを構える男たちの姿が、案の定浮かび上がっていたのです。
やっぱりか…(赤い棒の時点で普通は怪しい)
そう、これは紛れもなく、某ロケ隊御一行様でありました。
我々が現場への移動中ですから、ここでカメラを構えているということは、恐らく相当朝の早い出発だったと思われます。
運良く車止めをギリギリ免れたものの、こちらは機材の積み置きが無い、たかがレンタカーなので、同業者とは思われないこと請け合い。 一度止められたら、「すいません30秒で終わります」とか言って何度も撮り直すに違いありません(笑)
角を曲がると劇用の白パト2台を先頭に、あるわあるわのロケ車両。 スタッフの半分くらいは知ったような顔でしたが、ここはあえて関わらないように通過することが得策です。
それにしてもロケ隊というのは、日曜や休日もなく朝から晩までよく働きますよね。
客観的に見てみると、どうしてそんなに早朝から元気に大声出して走ってるの? と、まるで他人事のように感心すらしてしまいます。
そういえば以前、早朝出勤していく一般の車を車止めして、夜残業をして帰ってきたであろう同車両を再び車止めした際、「まだやってるの? 大変だねぇ。 こっちも結構残業してるつもりなのに…」なんて、失笑なんかされちゃいまして。
まぁお互い気をつけて仕事致しましょう。
ロケ帰りに再び出会ったりでもしたら、マジで笑い話にもなりゃしませんよ。
「お疲れ様!」って挨拶…
それホントは同情なんでしょ?
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2007年06月11日
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